以前の保険は簡単に言ってしまうと、事故を起こしてない人、起こしてしまった人も等級に変動があるだけで事故を起こしていない方にメリットがありませんでした。
そこで新等級に変わったことによって各等級ごとに
「無事故」「事故有」の2種類に分類されました。
分けることによって、保険を使用していない方には安い保険料というメリットができました。
しかしながら、保険を使用してしまった方には割高な保険料を支払うというデメリットにも
なってしまいました。下記の制度の違いを比較してみてください。
Dr.Walletナビより抜粋
上記の表を参考に保険料の算出をしてみましょう。
わかりやすくするため、
事故等級 10等級
年間保険料 ¥100,000
をスタートとして考えてみます。
無事故の場合、
割引率は45%になりますので年間保険料は¥55,000になります。
そのまま翌年以降も無事故が続けば割引率も上がっていきます。
そのことを踏まえますと3年間で計算をすると…
・1年目 11等級 割引率 47% → ¥53,000
・2年目 12等級 割引率 48% → ¥52,000
・3年目 12等級 割引率 48% → ¥52,000
3年間合計 ¥156,000 になります。
それに対して、事故を起こして保険を使用した場合…
3等級ダウンになりますので…
・1年目 7等級 割引率 20% → ¥80,000
・2年目 8等級 割引率 21% → ¥79,000
・3年目 9等級 割引率 22% → ¥78,000
3年間合計 ¥237,000 になります。
差額 ¥81,000 となります!!
上記の保険料の差額の違いを考えると修理費用が上限で
¥150,000~¥200,000ぐらいかかる修理であれば、
実費での修理の方がお得になる場合がございます。
任意保険に加入するときに必ず車両保険の加入を勧められると思います。
なぜかというと大まかに分類すると
任意保険→相手がいる場合の事故等に使用
車両保険→自分の車の修理に使用
に分かれております。
仮にあなた自身が車両保険に未加入で
追突事故を起こしてしまった場合
・相手のクルマの修理、通院費用→あなたの任意保険から支払い
・自分のクルマ →どんなに高額でも実費
ということになってしまいます…
そういうことにならない為に車両保険に加入をします。
車両保険の加入の際に必ず、免責の設定をしているはずです。
免責とは自分のクルマの修理金額に対して設定した免責金額を
自分自身で支払うということになります。
例としては
修理代 ¥500,000として免責金額設定が¥50,000だとしたら
・保険会社負担→¥450,000
・実費負担 →¥50,000
を負担することとなります。
そして次回以降は免責金額が上がる仕組みになっております。
そのことを踏まえますと、
上記のボーダーラインの約¥200,000を簡単に超えるような
事故には保険を使用した方がよいと思います。
しかし、修理代が¥90,000で免責が¥50,000という場合には
等級ダウンの差額等を考えると、実費での修理が望ましいと思います。
しかし保険につきましては人身等が絡んだ場合、
自分は大丈夫だからと思わないで後々の事を考えて少額でも保険の使用をお勧めいたします。
保険の仕組みを知っていくにつれて、自損事故の場合、保険を使うべきか実費で修理した方がいいかと悩まれる場合がございす。
そういう時には是非、車工房Re:onにご連絡ください。
お客様のお話を聞かせて頂き、
できる限りのニーズに合わせたご提案をさせて頂きます。
時には、新品部品などを使ってキッチリ直すことも必要ですが、
予算によっては修理を断念してしまう場合がございます。
お客様と話すことによって、
お安くする方法はいろいろございます。
ぶつけてしまったから、運転に支障は無いし、
直すと高いしと言って諦めないで車工房Re:onにお話しください。
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