俗にいう、”おかま事故”と呼ばれる、停車時に後方からの追突事故による損傷です。
このような事故は不意に起こるため、首や腰などに怪我をしやすく、
事故当初は痛みは少ないですが、後から痛みが出る場合がありますので、病院等できちんと診察することをお勧めいたします。
追突の衝撃でパネル全体にヘコミ、”ミミ”と呼ばれるパネルの淵の固い部分まで
損傷があり、新品同様には復元できないため交換とさせて頂きます。
画像ではわかりにくいですが、バックパネルと言われる骨格部分が中に押されております。
この部分が押されているとドアが閉まらなかったり、雨漏り等が発生する場合がございますので、
重要な修理となります、また、バンパーにつきましては、形状の変形が著しい為、交換させていただきます。
部品を外していくと、損傷がわからなかった場所が見えてきます。バックパネルと言われる部品はドアなどの外販部品と比べると、少し硬くできております。その部品がここまでへこむということはよほどの衝撃だったと思います。また、下にある黒い物が新品部品になります。
また、余談ですが、このような部品を外してみないとわからない損傷もあるため、
電話や写真での画像判断だと明確な金額が出せない場合がございます。
その時は是非とも、ご来店して頂ければ、部品を外さないにしてもある程度の価格提示ができますし、ニーズに合わせた修理方法等も出来ますので足を運んでみてください。
損傷部を中心に専用の引き出し機と言われる機材で引っ張り、元の位置まで引き出します。
溶接で止まっている、ダメージを負った部品をボディーから剥がし、上記写真の下部分の黒い部品を再度、溶接で接合いたします。このような、骨格部品をつけるときは、きちんと寸法出しを行わないと部品等がキレイにつかない場合がございますので、注意が必要です!!
骨格部分の修正と骨格の仮付けができたら、最後に新品の外装部品の取り付けを行い、
実際の出来上がりの位置調整を行い、基準内に入っていれば、新品の外装部品を外し、
仮付けした骨格の溶接作業と外装部品の塗装作業に入ります。
修理する際にパネルとパネルの接合部をコーキングと呼ばれる材料で隙間を埋めていきます。
この作業が不十分だと、隙間から雨漏りや接合部に水分が入り込んで錆の原因にもつながります。
最後に新品部品を現車の色に近づけ塗装を行います。
塗装完了後、部品を組付け、立て付けや雨漏り等の最終確認を行い、
お客様のもとへご納車となります。
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